市場に出回るのは6月下旬から7月中旬までの短い期間だけ、この短い旬を逃したらまず巡り合えないアンズは、お店に並ぶのを待ち望むファンが多くいる果物です。 「平和」「信州大実」などの品種は、ジャムやお菓子などの加工用として人気です。近年は、果皮が薄く糖度の高い「ハーコット」などの品種が、生食用として大きな注目を集めています。
長野県とアンズの歴史は古く、今から300年以上前の元禄時代、現在の千曲市に長野県に初めてアンズがもたらされたといわれています。現在でも、千曲市は全国シェアの多くを占める全国有数の産地として知られています。
長野県で大正時代から栽培されている品種。酸味が強いので加工に適しています。
小ぶりで酸味が強めなのでシロップ漬けやジャムなどに最適な品種です。
小ぶりでバランスの取れた食味が魅力。
果皮が薄く糖度の高い、生食用の代表的な品種です。
大きな実が特長で、生食、加工どちらにも適しています。
長野県果樹試験場で交配育成した品種。生食、加工どちらにも適しています。