桃・ネクタリン

夏の味覚の王様　甘味たっぷり

ジューシーで甘みたっぷりの桃は、夏の到来を告げる風物詩。桃は旬の時期が短いうえ長期間の保存にも適さない果物なので、本当においしいと期間が限られてしまいます。そこで、さまざまな品種を地域内でバランスよくシリーズ化し、7月の「たまき」から始まって、お盆過ぎには長野市生まれの「川中島白桃」、そして9月下旬の「丸田白桃」と、およそ3か月にわたってみずみずしい桃が味わえるように工夫しています。
長野県が生産量ナンバー1のネクタリンも、桃の一種なのでやはり旬の短い果物ですが、こちらも少しずつ品種や地域を変えながら、7月から9月まで出荷しています。

たまき（桃）

果肉は白く、果汁がたっぷり。食味の良い品種です。登録品種名「ピンキッシュタマキジェー」。
果実　300g前後
果肉　乳白色
糖度　12％前後

川中島白鳳（桃）

きれいな色の見た目なので食べる前からおいしさのオーラ満載。果肉が白くて果汁がたっぷり。濃厚な味が特長です。
育成　「川中島白桃」×「愛知白桃」
果実　250〜280g
果肉　白色
糖度　13％前後

あかつき（桃）

果肉が白くてしっかりとした食べごたえ。果汁、甘味、食味すべてでバランスのよい品種です。
育成　「白桃」×「白鳳」
果実　200〜250g
果肉　白色
糖度　13％前後

なつっこ（桃）

果肉が白くて糖度が高く、果汁もたっぷりです。濃厚な味をお楽しみください。
育成　「川中島白桃」×「あかつき」
果実　300〜350g
果肉　乳白色
糖度　14〜15％

黄金桃（桃）

果肉は名前の通り黄色く、甘さと程よい酸味のバランスが絶妙です。
果実　250〜280g
果肉　淡黄色
糖度　13〜14％

川中島白桃（桃）

果肉は白く、ジューシーな果汁。甘みは多く、酸味はほとんどありません。濃厚な味わいながら、比較的日持ちのよい品種です。
果実　300g前後
果肉　白色
糖度　13％前後

だて白桃（桃）

果肉が白く、果汁がたっぷり。濃厚な味をお楽しみください。
果実　300g前後
果肉　乳白色
糖度　12％前後

丸田白桃（桃）

ジューシーで柔らかい果肉が特徴。食味の良い品種です。
果実　300g前後
果肉　乳白色
糖度　12％前後

ワッサー（桃）

須坂市の農園で偶発的に誕生した桃とネクタリンの自然交配種で、全国でも長野県でしか手に入りにくい珍しい品種です。桃よりも実は固いので食べやすく、ネクタリンよりも甘みがあります。
育成　「山根白桃」×「水野ネクタリン」
果実　300g前後
果肉　淡黄色
糖度　14％前後

メイグランド（ネクタリン）

外観の美しい品種です。酸度は少なめ。
果実　150g前後
果肉　黄色
糖度　10〜12％

サマークリスタル（ネクタリン）

酸度は少なく食味が良い品種です。
果実　150g前後
果肉　白色
糖度　10〜12％

ハルコ（ネクタリン）

外観の美しい品種です。酸度は少なめ。
果実　150g前後
果肉　黄色
糖度　10〜12％

フレーバートップ

果汁が多く、食味が良好。
果実　200〜230g
果肉　黄色
糖度　12〜13％

秀峰

酸度は少なく食味が良い品種です。
果実　250〜280g
果肉　黄色
糖度　12〜13％