長野県は全国2位の出荷量を誇るリンゴの名産地。なかでもJAながのは、「なだらかに傾斜した水はけのよい地形」「昼夜の寒暖差」といったリンゴの生育に最適な条件がそろい、全国屈指の産地として知られています。
管内の標高差(350m~1500m)により、旬の時期が8月~2月の長期間にわたって途切れることなく続いているのも特長です。
JAながのではさまざまなリンゴを栽培していますが、長野県オリジナル品種の「秋映(あきばえ)」「シナノゴールド」「シナノスイート」のりんご3兄弟が人気です。
なお、サンふじなどサン○○という品種名は無袋栽培、サンのつかないものは有袋栽培を指します。
りんご三兄弟は全国農業協同組合連合会の登録商標です。
8月上旬に収穫され、果皮の色もきれいなのでお盆のお供え物にも重宝されています。おだやかな甘みの中に、ほんのりと酸味が感じられるどなたにも好まれる食味です。
お盆明けの8月下旬ごろから出荷される珍しい品種です。果皮色は薄めで、甘みの強い品種です。やわらかい果肉とたっぷりの果汁が魅力です。
長野県生まれのオリジナル品種で、「りんご三兄弟」の中ではいちばん早く、10月上旬に出荷されます。さわやかな酸味と甘みのバランスが絶妙で、パリッとした歯ごたえが人気です。
長野県生まれのオリジナル品種で、10月上旬から下旬にかけて収穫されます。酸味のほとんどない濃厚な甘みが特長で、たっぷりの果汁、やわらかな食感で人気の品種です。
長野県生まれのオリジナル品種「りんご三兄弟」の中で、唯一黄色い果皮を持つ品種です。収穫は10月中旬。パリッとした歯ごたえ、強い甘味に酸味のアクセント。貯蔵性にも優れています。
食味が良く、芯を中心に蜜がたっぷり。貯蔵性にも優れた品種なので、贈答用にも喜ばれています。JAながののふじは他の地域に比べると開花時期が早いので、実が熟成する期間が長く、そのため、濃厚な甘みとたっぷりの果汁が楽しめます。
黄色系のリンゴの代表的な品種で、もぎたてだとやさしい甘い香りが魅力的です。酸味のほとんどないふわっとした甘み、果汁たっぷりのジューシーさが特長です。
古くから親しまれてきたロングセラー。すっきりとした酸味としっかりした食感が魅力で、根強いファンの多い品種です。生食のほか、アップルパイなどの洋菓子やジャムなどの加工にも最適です。
糖度が高い濃厚な味わいと、パリッとした歯ごたえが織りなすハーモニーが魅力です。